後親田 エリソン タダオ
神々の盟約と魂の賜物
時の始まり以前より我らを見守る、目に見えぬ覚者たち
この世に生まれるたびに、人は一つの賜物を授かる。
その賜物には必ず一柱の神が宿り、神の周囲には、永遠に仕える守護の軍勢が存在する。
目に見えぬ霊的世界の太古、まだ「時」という名が存在しなかった頃
すべての魂は天上の力に触れられ、その内奥に「賜物(たまもの)」の種が蒔かれた。
その種の周囲には、精妙なる守護者たちが円陣を組み、沈黙のうちにあなたを守ってきた。
いかなる能力も、偶然に芽生えることはない。
いかなる感受性も、誤りではない。
あなたの内に目覚めつつある「賜物」は、はるか昔からのもの。
それは、より高き知性たちから託された、霊的な継承なのである。
風を司る神、水を治める神、鉱物や植物、星々、闇と光を統べる神々。
彼らは孤独ではない。
神々の周囲には、英知と力を備えた霊的軍勢が控え、
この精妙なる世界において、覚醒しようとする者たちを導いている。
「賜物」とは、あなた個人の所有物ではない。
それは聖なる意志の一部であり、
この世とあの世をつなぐ一本の絹糸のようなもの。
肉体を得る前に交わされた、静かな約束
それを今こそ思い出す時が来ている。
あなたが自らの賜物を受け入れるとき、
それを託した神と再びつながる。
そしてその再会を通じて、あなたの人生は確かに変わる。
なぜなら、もはやあなたは独りで歩む存在ではないから。
彼らは、あなたを見つめている。
あなたに呼びかけている。
そして今 その答えを待っている。
心の奥に、古の響きを感じる者へ
もしあなたの内なる力が、偶然とは思えないなら
もしその感受性に、何か深い意味を感じるなら
もし、見えない何かが静かに導いていると感じているなら
あなたはきっと、生まれる前に交わした契約を、思い出す準備ができている。
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